香港証券取引所は9月21日、報告期間中の恒大汽車の売上高が1億5454万元(約31億3821万円)で、2022年6月30日までの6ヶ月間の修正後の売上高と比較して540.98%増加したと発表した。売上高の増加は主に、恒大汽車による「恒馳5」の販売開始によるものだ。
発表によると、自動車および自動車部品の売上高は、2022年6月30日に終了した6ヶ月間の290万ドル(約4億3007万円)から、報告期間の1億1300万ドル(約167億5790万円)に増加した。一方、技術サービスの提供による収益は、報告期間中は2798万ドル(約41億4943万円)であった。
発表によると、報告期間中の同社の純損失は前年同期比531.54%増の6088万元(約12億3716万円)となった。これは主にバッテリーやチップなどのコア部品の価格上昇によるもので、大規模な生産をすることができなかったため、製造コストが高くなった。
恒大汽車は、「『恒馳5』の量産と納車を促進するため尽力し、引き続き研究開発のための強固な基礎を築く。インテリジェント モビリティの研究開発をリードするため、コア技術の開発を加速させるとともに、新モデルの研究開発にも引き続き注力していく。また、天津の生産拠点の製造レベルの向上を推進し、品質システムを強化し、高品質の生産と納品を確保するよう努力する。販売面では、販売チャネルをさらに拡大し、海外市場を開拓し、販売とアフターサービスを引き続き強化していく」と述べた。
(中国経済新聞)