9月6日、あるミルクティーが検索ランキングで1位となった。そのミルクティーは、杭州市・飛来峰景区にある霊隠寺のチケット売り場の2階にある店舗で売られており、カップには、「脱离苦海」、「無憂観音」、「岩桂暗香」などの伝統的な漢字があしらわれている。同店の紅茶、ラテ、スペシャルメニューの価格は26~32円(約525~646円)。カップの上部には小さなティーポットがあり、水を注いでくれ持ち帰ることができる。ネット上では、「霊隠ミルクティー」、「グッドラック・ミルクティー」と呼ばれている。
近年のティー業界は、共同ブランドの革新に翻弄されていると言わざるを得ない。「蜜雪冰城(ミーシュー ビンチェン)」は、「中国郵政」と共同ブランドで中国初となる環境に優しい「緑色門店」(グリーンショップ)をオープンした。店内は、郵政の緑色を基調としており、毎日多くの人が訪れている。
郵政は、全国に5万店舗あるとされており、そのうち約20%が蜜雪冰城との業務提携を結んでいる。また、中国石油化工(シノペック)とも近いうちに業務提携を結ぶのではと噂されている。
中国の高級白酒メーカー大手である「茅台(マオタイ)」と中国のコーヒーメーカー「瑞幸咖啡(luckin coffee)」は9月4日、共同でフレーバーソース・ラテ(醤香拿鐵)を発売。ネット上で大きな話題となり、特に若者の間でブームとなっている。
(中国経済新聞)