中央紀律委員会国家監督委員会は8月28日夜、貴州省委員会の孫志剛元書記に対し、重大な規律や法律違反を犯したとして取り調べを行っていると発表した。孫元書記は男性で漢族、1954年5月生に河南省滎陽で生まれ、大学院で経済学博士号を取得し1971年2月に社会人となり、1976年9月に中国共産党に入党した。
孫元書記は湖北省での勤務経験が長く、武漢市の経済院会副主任、体制改革委員会副主任、発展計画委員会副主任、漢陽区区長を務め、武漢市副市長となり、後に宜昌市の市長および書記、同市全人代常務委員会主任なども担当した。
2002年に湖北省の常務委員、秘書長、直属機関業務書記に就任し、2006年に安徽省に異動して常務委員、常務副省長を務め、2010年に国家発展改革委員会副主任となり、国務院医療改革弁公室主任も兼務した。
そして2013年に旧国家衛生計画委員副主任、共産党グループ副書記、国務院医療改革弁公室主任（閣僚級）となり、2015年に貴州省委副書記、省長代理に就任、翌年1月に同省省長となった。さらに2017年に同省委書記に就任、2020年に退任した。その後、第13回全国人民代表大会で財政経済委員会副主任も務めている。
（中国経済新聞）