シャオミ(小米)、第2世代・犬型ロボット「CyberDog2」を約26万円で発売

2023/08/15 09:00

中国スマホ大手の小米科技(シャオミ)は8月14日、犬型ロボット「CyberDog2」第2世代を発表した。価格は1万2999元(約26万円)、第1世代は2021年に1000台限定で発売されており2年ぶりの新モデルとなった。

シャオミの共同創業者でCEOの雷軍(レイ・ジュン)氏は、「この製品はロボットの開発プラットフォームとして位置づけられており、一般の消費者が購入することは推奨しない。外観は、本物の犬の形に近く、タッチセンサー、カメラ、ウルトラソニックセンサー、GPSモジュールなどの12個のセンサー、独自のAI技術による動的データ解析、人工知能(AI)インタラクティブカメラ、双眼超広角魚眼カメラ、深度モジュールなどが搭載されている」と述べた。

「CyberDog」以外にも、シャオミは同日(8月14日)に折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Fold3」を発売。これまでの水滴型ヒンジに代わって新技術の「キール型ヒンジ」を採用。先代よりも薄く開いた時の薄さは5.26ミリ、閉じた時の薄さは10.96ミリとなった。

レイ・ジュン氏は、「シャオミは、今年4月に大規模モデルを実用化するためのチームを結成。第一弾として、独自のAIアシスタント「小愛同学」を大規模モデルへアップグレードする試みが始まっている。シャオミは、大規模モデルの軽量化と実用化を目指し、携帯電話会社であるという優位性を活かし、100億パラメータの大規模モデルの最適化に尽力する」と述べた。

(中国経済新聞)