MiniMax、最新フラッグシップモデル「M2.5」を正式発表 Claude Opus 4.6に対抗

2026/02/12 16:15

2月12日、MiniMaxは最新のフラッグシップ・プログラミングモデル「MiniMax M2.5」を正式に発表した。M2.5は、自律型AI(エージェント)活用を前提に設計された世界初の実運用レベルのモデルとされ、プログラミング能力およびエージェント性能の両面で国際的な最先端モデルに匹敵する実力を備える。競合対象として、Anthropic社の「Claude Opus 4.6」を明確に意識している。

M2.5は、パーソナルコンピュータ(PC)、モバイルアプリ、マルチプラットフォーム環境に対応し、フルスタック開発を総合的に支援する。特に、Excelの高度なデータ処理、詳細な調査業務、PowerPoint資料の作成など、オフィスソフトを活用した中核的な生産性向上分野において、業界最先端水準の性能を実現したとしている。

技術面では、M2.5の有効パラメータ数は約100億に抑えられている点が特徴だ。大規模モデルの肥大化が進む中、比較的コンパクトな設計を維持しながら高性能を達成しており、画像処理装置(GPU)のメモリ使用量や推論時のエネルギー効率において優位性があるという。さらに、1秒あたり最大100トークンを処理できる高い処理能力を備え、高負荷環境での安定運用にも対応する。

近年、生成AIは単なる文章生成から、コード作成や業務自動化を担う自律型AIへと進化している。M2.5は、開発支援にとどまらず、実務遂行能力そのものを重視した設計思想を打ち出している点が特徴といえる。

世界的に高性能かつ高効率なAIモデルを巡る競争が激化する中、MiniMax M2.5の投入は、中国発AI企業が最先端分野で存在感を一層高める動きとして注目される。