上海市副市長に陳氏が就任

2023/07/28 14:30

上海市は7月25日午後、第16回全人代常務委員会第4回会議および採決により、陳傑氏を副市長に任命すると決定した。現副市長の呉清氏、郭芳氏、李政氏は退任する。

退任の3人について、呉清氏は7月21日に共産党上海市委副書記に、郭芳氏は先月に生態環境省次官に、李政氏は今月初めに上海市委常務委員および秘書長にそれぞれ就任している。

公開資料によると、陳傑氏は1969年4月生まれ、工学博士および副研究員で、1996年3月に社会人となり、1988年11月に共産党に加入している。

陳傑氏は上海一筋の職歴を歩んでおり、市のナノメートルセンター共産党支部書記、副主任、科学医院発展計画処副処長、処長、基地管理処処長、研究開発公共サービス管理センター主任、科学技術奨励弁公室主任、技術市場管理処主任、さらには上海自由貿易試験区臨港エリア管理委員会共産党グループ副書記、専任副主任などを務めてきた。 また2019年12月に上海市宝山区委副書記、副区長、区政府共産党グループ書記となり、その翌月に宝山区区長となった。2020年8月に宝山区委書記に昇格し、同年9月に兼務していた区長を退任した。

(中国経済新聞)