中国、第一四半期の結婚件数を発表

2023/06/28 14:30

中国民政省によると、2023年第一四半期の婚姻届けの数は前年同期より4万件増えて214.7万件で、離婚届けは同じく12.7万件増えて64.1万件であった。

中国ではこのところ結婚する人が減り続けている。民政省の統計によると、結婚件数は2013年がピークで1346.93万件、2014年以降は減る一方で、2019年は1000万の大台を割り、2021年はさらに800万も切って763.6万件となった。そして2022年は前年より80.3万件、率にして約10.5%減となる683.3万件であった。

また、2022年の婚姻数と離婚数を四半期ごとに見ると、婚姻数は第一四半期が210.7万件、第二四半期が162.5万件、第三四半期が171.3万件、第四四半期が138.8万件で、離婚数は第一四半期から順に51.4万件、49.8万件、63.1万件、45.7万件となっている。

公開データによると、例年第一四半期は、春節もあり、また季節的要因もあって、他の時期より結婚件数がやや多いという。2021年の四半期ごとの結婚数は順に213.2万件、203.4万件、172万件、175万件となっている。

(中国経済新聞)