中国メディアは18日、山東省莱州市西嶺村(Xi lingcun)の金鉱発掘プロジェクトが、西嶺村で新たに200トンの金が発見され、同金鉱の金埋蔵総量が500トンになったと発表したと報道した。
西嶺金鉱は、中国で発掘された金鉱の中で最大規模とされ、潜在的な経済価値は2000億元(約3兆9600億円)以上とされる。また中国第2位の単一金鉱である三山島金鉱よりも金の埋蔵量は120トン上回っている。
山東省は昨年から、金、鉄、石炭、銅、レアアース、黒鉛、蛍石など戦略的鉱物を中心に発掘調査を加速させ、鉱物資源を確保することに注力している。西嶺金鉱の埋蔵量は、中国における金の埋蔵量記録を更新し、山東省は金鉱第一の省として確固たる地位を確立した。
(中国経済新聞)