高速鉄道、北京-香港間が8時間半に

2023/04/2 19:45

4月1日午前、北京西駅の15番ホームからG79列車が香港西九龍駅へ向け出発した。中国鉄路北京局集団有限公司(China State Railway Group Company, Limited)によると、G79列車は2023年最初の京津冀(北京市、天津市、河北省)から香港への高速列車で、1日より運行再開となった。

G79列車は、北京西を10:00に出発、18:31に香港西九龍駅へ到着した。到着までの間、石家荘駅、鄭州東駅、武漢駅、長沙南駅、広州南駅、深セン北駅に停車し、所要時間は2018年の8時間56分から8時間31分へと短縮された。

1日午前9時、北京西駅の8番待合室には香港にいる娘と孫娘を訪ねるためG79列車を待つ老夫婦の姿があった。2人は「北京から香港へ行く列車は、複雑な手続きがなく、とても便利だ」と話した。

また天津から香港への直通列車G305列車は、天津西駅を11:05に出発、13駅を経由して香港西九龍駅に同日の21:44に到着した。

鉄道会社の紹介によると、G305列車は特別に選ばれた客室乗務員が訓練を受け、お客様の乗車時間がより良いものになるよう最高のおもてなしを提供するとしている。

(中国経済新聞)