ウガンダのコーヒー会社など海外の中小企業、中国市場で売上を大きく伸ばす

2023/02/20 22:30

世界第2位の消費市場となった中国には、世界中から商品が集まり輸入規模は年々拡大している。ここ数年、多くの外資系中小企業が中国国際輸入博覧会や中国国際消費品博覧会などを通じて中国市場に参入し、消費者のニーズを満たす高品質の商品を提供している。中でも、パキンスタンの食品商社、ウガンダのコーヒー製造会社、アルゼンチンの牛肉輸出会社は、中国市場への参入により売上を大きく伸ばしている。

パキンスタンの食品商社は、パキスタンで採れる松の実を中国で販売している。同国北西部にある標高1800〜3500メートルのヒンドゥークシュ山脈で採れるもので、一般的な松の実に比べ2倍以上の大きさと豊な味わいで、メディアに取り上げられほど中国で注目を集めている。同社が中国へ輸出した商品はこの2年間、供給が需要を上回るほど売れており、中国のパートナーと協力して商品の改良を行い、また機械の導入により生産効率も飛躍的に向上した。

アフリカ諸国でも中国市場への参入が活発化している。ウガンダのコーヒー製造会社は、2017年に開催された中国国際輸入博覧会を通して中国市場へ参入した。コーヒーはウガンダの経済を支える主要な農産物の一つで、同国における輸出額全体の20パーセント近くを占めているが、中国への輸出はまだ少なかい。しかし、昨年12月1日以降、中国は98%のウガンダ産商品に対して関税を撤廃、駐ウガンダ中国大使の張利忠(Zhang Lizhong)氏は、より多くのウガンダ企業が中国市場に参入し、高品質な商品が中国に輸出されることを歓迎すると述べている。またウガンダと中国間の人と物の往来を活発化させるため、直行便の就航も計画されている。コーヒ製造会社も中国に「ウガンダコーヒーセンター」を設立し、中国のECプラットフォームと提携し中国全土でのコーヒー販売を予定している。

また南米のアルゼンチンも博覧会への参加を通して、中国での同国産牛肉の知名度を高め、輸出数量を伸ばしている。同国の首都ブエノスアイレスにある「パンパ(pampa corporation)」は急成長を遂げており、海外売上高のうち95%は中国への輸出が占めている。同社を設立した当初から中国への輸出を計画しており、中国市場へ参入した直後の2017年には1万1000トンの骨なし冷凍肉を輸出し大きな自信となった。同社は、QRコードを商品のバッケージに貼り、品質、包装、輸送に関する情報を購入者が確認できるようにしており、中国の消費者から好評を得ている。アルゼンチンでは、中国とアルゼンチンの関係が更に深まることにより、より多くのアルゼンチン産食品が中国へ輸出される機会が増えると期待されている。

(中国経済新聞)