7月10日にネットで、7月9日の夜に武漢大学工学部の寮でコレラと見られる感染者が発見され、寮生全員に肛門検査が行われたとの情報が流れた。同大学の医務室や武漢市武昌区の衛生健康委員会はその後、検査の結果が発表されておらず、コレラであるかは定かではないと回答している。
武昌区衛生健康委員会は、「天目新聞」の取材に対し、「昨日の夜から疾病担当部門による現地調査が行われているが、コレラかどうかは今のところ定かではない」と述べた。
武漢大学は、下痢や吐き気など胃腸に症状が出たら直ちに工学部病院で検査を受けるように」との注意を発表し、教員や学生に対して、腸の感染を防ぐために食事などに注意するよう呼び掛けている。
(中国経済新聞)