上海で変異体「BA.5」確認、中リスク地域に37か所追加

2022/07/11 19:00

7月8日、上海市の浦東新区でオミクロン株の変異体BA.5の感染者が確認された。海外からの渡航者とのことである。

上海市の新型コロナウイルス対策部門は、「『新型コロナウイルス予防案(第九版)』に基づき、2022年7月11日より新たに高リスク地域を1か所、中リスク地域を37か所加える」と発表した。

またも100日間にわたるロックダウンとなるのかと心配する市民の声に対し、上海市政府は7月10日夜、情報アプリで「上海発布」で、対策部門に問い合わせた上でいわゆる「百日行動」はとらない、と発表した。

しかし、上海と隣接する浙江省杭州市は、7月11日午前0時より、PCR検査の回数をこれまでの7日おきから72時間おきに改めるうえ、7月13日午前0時より、市内全体で公共エリアに入る際には健康アプリをチェックする、との規制強化策がを発表した。72時間以内のPCRサンプルか検査証明がない場合は公共エリアに入れず、また交通機関の利用もできなくなる。

(中国経済新聞)