青島で拡大する「クルーズ経済」 現代海洋都市建設の新たな推進力に

2026/05/27 10:45

山東省青島市で、クルーズ船を軸とした「クルーズ経済」が急速に存在感を高めている。夏の観光シーズンを前に、青島市は多彩なクルーズ観光商品を打ち出し、海洋観光都市としての魅力を国内外に発信している。

5月25日には、クルーズ船「AIDAstella」が青島国際クルーズ母港に寄港した。これに合わせ、青島市は幅広い年齢層や旅行ニーズに対応した12本の「クルーズ+陸上観光」の厳選観光ルートを展開。都市の景観や歴史文化遺産、特色あるレジャー体験などを組み合わせ、観光客が「洋上でのバカンス」と「都市観光」の両方を楽しめる内容となっている。

近年、青島市は海洋都市としての機能強化を進める中、クルーズ産業を重点成長分野の一つとして育成している。港湾インフラの整備や観光サービスの向上を背景に、クルーズ旅行市場は着実に拡大している。

青島税関の統計によると、2025年に青島国際クルーズ母港を利用した出入境クルーズ旅客数は累計7万3000人に達し、前年同期比46.2%増となった。旺盛な観光需要を追い風に、クルーズ経済は青島の「現代海洋都市」建設を支える新たなエンジンとして期待を集めている。

(中国経済新聞)