ワハハ精機が解散

2026/03/2 14:00

毎日経済及び飲料メーカー・ワハハの子会社である娃哈哈精機に近い関係者によると、娃哈哈精機は2026年2月24日に解散を発表し、すでに手続きを始めた。社員との労働契約は2月28日に終了している。国家企業信用情報によると、同社の債権者が廃業理由として「解散決議をするため」と表明しており、宗馥莉氏の側近幹部である厳学峰氏が清算チームの責任者となる。

ワハハは2011 年に精密機械の会社を設立、2019 年にはロボットの会社も設立して宗慶後氏が自ら社長に就任し、大量の資金や要員をつぎ込んだ。

ワハハはパレタイザーロボットやサーボモーター、自動化生産ラインのほか、国家級の大型研究事業も請け負い、経営の多角化を目指した晚年の宗慶後氏の主要案件として精密機械会社の従業員が多い時に280人以上も従事していた。

宗慶後氏の方針は明確であり、「競争が激しい飲料業界で経営を安定させるには多方面を手掛けること」というものだった。ロボットだけでなく、不動産事業や子供服、粉ミルク、通信販売なども手掛け、規模を拡大する路線を歩み、経営の多角化による第二の成長曲線を描こうと願っていた。

宗馥莉氏

しかしこの方針は、宗馥莉氏がトップに立ってがらりと変わった。一貫してスリム化を目指す宗馥莉氏は、資本金2 億元という通販会社を閉鎖し、半導体事業を切り捨て、健康管理事業を廃止し、さらに今回はロボット事業も手を引いた。主力の食品・飲料事業に絞り、他の業種は手を出さない形を講じている。

(中国経済新聞)