青海省、消費活性化へクーポン券を配布

2025/05/22 13:23

青海省の文化観光庁によると、現在開催中の「2025青海文化観光祭」で、雲閃付、トリップドットコム、美団網などの各種アプリを通じ、現場側と合わせて総額300万元(約6000万円)分のクーポン券を配布している。同省はこのところ、省内・省外の人たちを対象にこれまで合計5285万元(約10億5120万円)分のクーポン券を配布しており、これにより直接1.97億元(約39億円)の消費をもたらし、13.8億元(約275億円)分の間接消費も発生している。

青海省文化観光庁によると、2024年1年間の観光客数はのべ5378.3万人で、このうち省外から訪れた人は2023年度より16%増えておよそ30%であった。今後は「農村・スポーツ・観光・ビジネス・高齢者」という一体型の発展を目指し、「育児・介護の両立」を重視し、シニア向けの設備などを設け、高原リハビリや夏季学習ツアー、家族旅行、スペシャルツアーなどのプランを用意する。

(中国経済新聞)