4月21日、企業情報サイト「天眼査」によると、上海の中微半導体(AMEC)が資本金を従来の10億元(約191.6億円)から300%アップして40億元(約766.4億円)とした。
中微公司の全額出資により2020年6月に発足したAMECは、法定代表者が尹志堯氏で、半導体装置の製造や販売を手掛けている。

AMECはまた先ごろ発表した2024年度の決算報告によると、創業者で会長兼のCEO尹志堯氏がアメリカ国籍を離脱して再び中国籍となっている。
尹氏は以前、帰国してAMECを立ち上げた後もアメリカ国籍を維持しており、2022年の年間報告では「アメリカ籍」と記載されていたが、2023年の報告では国籍情報が未記載であった。
今回の決算報告で、中国籍に変更したことが明らかになった。時期は2024年と見られる。
AMECは2024年、売上高は前年比44.7%増の90.65億元で、このうちエッチング設備については54.7%増えて72億元以上に達し、中国トップを維持している。
(中国経済新聞)