中国ドラマ:鳳凰の飛翔 3月12日から日本でTV初放送

2025/03/8 17:30

母と兄の敵討ちを誓った悲劇の皇子と、出生の秘密を抱えたヒロイン。因縁で結ばれた2人が出会った時、運命が大きく動き出す。『風起隴西(ふうきろうせい)-SPY of Three Kingdoms-』チェン・クン×『運命の桃花~宸汐縁~』ニー・ニー共演でおくる愛と復讐渦巻く壮大な宮廷物語。

天盛王朝では、王位継承権をめぐり皇子たちの間で闘争が起ころうとしていた。第一皇子・寧川(ニン・チュアン)の画策により、第三皇子は謀反の罪で抹殺され、第六皇子・寧弈(ニン・イー)もまた、謀反に関わったとして政から遠ざけられ寺に幽閉されてしまう。それから8年。ようやく解放された寧弈は、愚か者を装い、他の皇子たちから脅威に成りえない無能な人物だと見なされることに終始するも、心の内では大きな野望を抱いていた。権力の中心である皇宮に住み、権力者に囲まれながら、亡き母と兄・第三皇子の敵討ちを果たすべく、寧弈は一瞬の機会を虎視眈々とうかがう。

時を同じくして、才能あふれる1人の青年が皇宮に足を踏み入れた。その名は魏知(ウェイ・ジー)。その才気ゆえ、若くして周りの注目を集める傑物であったが、彼の真の姿は、女性であり、その名を鳳知微(フォン・ジーウェイ)といった。寧弈と鳳知微、それぞれ秘密と野望を抱える2人はお互いを探り合いながらも慎重に関係を築いていく。そしていつしか、その運命は複雑に絡みあっていき…。

そのほか、『曹操』で主演を務め、以降も『ミーユエ 王朝を照らす月』など人気作への出演が続くチャオ・リーシンが、寧弈の参謀・辛子硯(シン・ズーイエン)役で登場。また、『三国志 Three Kingdoms』や『狂飆<きょうひょう>-End of the Beginning-』など時代劇から現代劇まで幅広いジャンルの作品で存在感を発揮するベテラン俳優ニー・ダーホンが皇帝役を貫禄たっぷりに演じている。さらに『解憂(かいゆう)~西域に嫁いだ姫君~』や『上陽賦~運命の王妃~』などに出演し認知度を高めたユエン・ホン、『卿卿日常~宮廷を彩る幸せレシピ~』『長風渡~あなたと綴る、運命の縁~』で日本での注目度急上昇中のバイ・ジンティンなど、若手からベテランまで、現在の中国ドラマ界を牽引する演技派・実力派俳優たちが勢揃いしている。

中国の人気小説をドラマ化した本作は、大手レビューサイト「豆瓣(douban)」で10点満点中8.1点*という高評価を獲得。単なる男女の恋愛物語ではなく、共に切れ者の寧弈と鳳知微が、お互いに信頼を寄せあい、時にすれ違いながら運命と戦っていく姿に引き込まれていく。ハイレベルな俳優たちの演技はもちろんのこと、美術、衣装デザインに映画『グランド・マスター』でアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた経歴を持つ大御所ウィリアム・チャンを招いて製作された、唐代風の衣装、調度品の数々にも注目して観てほしい。

【制作年】2018

【出演】チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

出典:チャンネル銀河