中国映画情報サイトの灯塔専業版によると、1987年生まれの女優、チャオ・リーインがメインキャストを演じた映画の興行収入合計が50億元(約1043億円)を超えた。
女優のチャオ・リーインさん
チャオ・リーインが主演級で出演した作品の興収を見ると、国慶節枠として現在上映されている「浴火之路」がすでに2億(約41.7億円)に達しているほか、「第二十条」が25.54億元(約533億円)、「乗風破浪」が10.29億元(約215億円)、「西遊記 女人国の戦い」が7.27億元(約152億円)となっている。
チャオ・リーインは2024年、時代劇「風吹半夏」で許半夏を演じたことで第34回「飛天賞」で優秀女優賞を獲得したほか、「第二十条」では郝秀萍を演じて第37回大衆映画百花賞の助演女優賞を受賞、さらに第17回アジア・フィルム・アワード(AFA)で新世代賞を手に入れるなど、3度にわたり表彰された。
「浴火之路」は、子供の誘拐取り締まりを描く犯罪映画で、いずれも子どもを失った親である崔大路(シャオ・ヤン演)、李紅桜(チャオ・リーイン演)、趙子山(リウ・イェ演)の3人が、やり取りを通じてお互いつながり合い、恨みを抑えてそれぞれ思惑を抱え、ともに子供の敵討ちへと走る。未開の地で誘拐組織と死闘を演じ、勝利する。
灯塔専業版によると、2024年の国慶節枠における新作の興収(先行上映、前売り)は10月4日11時32分の時点で13億元(約271億円)に達した。作品別に見た上位3位は「志願軍:存亡之戦」、「749局」、「浴火之路」となっている。
(中国経済新聞)