浙江省杭州市、「スマートロボット産業の質の高い発展促進への実施意見」を発表

2024/04/10 13:00

浙江省杭州市はこのほど、「スマートロボット産業の質の高い発展促進への実施意見」(意見募集稿)を発表した。人型ロボットの革新を柱とし、工業、サービス、特殊ロボットも成長させ、スマート製造、観光・教育・レジャー、生活サービス、ヘルスケア、都市の整備・管理という5つの利用分野を定めた「1+3+5」という革新体制を築くというものである。この中で、スマートロボットに関する2026年までの目標として、①開発に取り組むチームを100以上、専門的でファイン化され特色のある斬新な「小巨人」企業を15—20社、業界大手2—3社を養成、②国際レベルの基幹部品(ソフトウェア)を100件、新型のマシンを50品目(うち産業化レベルの人型ロボット3品目以上)をとし、実証実験30件を実施、③市内で産業プラットフォームを2—3か所形成、④省レベルの産業イノベーションセンターを1か所設ける、⑤産業チェーン全体の生産額500億元以上とする、⑥全国レベルの産業の場とする、と定められている。

杭州市経済・情報化局は4月8日、この「実施意見」について意見を一般募集すると発表した。募集期間は4月8日- 5月8日で、送り先のメールアドレスや電話番号も公表している。

(中国経済新聞)