四川伝媒学院彫刻学科の教師で若手彫刻家の曽良超(Zeng Liangchao)さんが、校内で勤務中に何度も不適切な手段で女子学生を誘い、みだらな関係となったという通報が、妻の張さんからネットに寄せられた。
通報の後、張さんは、セクハラ対応を受けた上に誘いを受けて不適切な関係となった、というメッセージが何人かの女子学生から受け取った。さらにSNSでのチャット履歴なども送られたことから、女子学生を誘い出すなど教師としてあるまじき行為をしたことが明白になった。
これについて学校の紀律委員会は5月14日午前、双方とも警察に処理を求めており、結果は調査中であると表明した。その後、張さんはブログで、「学校側から『会議の結果、共産党委員会事務室が事務局、紀律委員会、法務に対して共同で調査をするよう指示すると決めた』との電話回答を得た」と発表した。
そして5月18日に学校側は、「5月11日に、本校の教師である曽良超が教育者としてのモラルや行動紀律にあるまじき行為があったと通報を受けた。本校はこれを重視し直ちに調査したところ、曽良超がモラルに違反して悪影響を招いたことが分かった。規定に基づき検討した結果、学校から除籍し労働契約を解除する」と発表した。
(中国経済新聞)