中国のクラシファイド広告サイト58同城(58ドットコム)によると、春節連休終了後の3日間で求人応募数が前年比73.94%増となった。採用数の多い上位25都市における平均月収は8203.56元(約15万9000円)で前年と同水準だった。そのうち上海が1万605元(約20万5000円)で最も高く、深センは9903元(約19万2000円)、広州は9266元(約17万9000円)だった。それ以外にも、杭州市、北京市、武漢市、鄭州市では平均月収が高くなっている。
職業別では、営業職、美容師、経理の採用数が最も多く、それぞれ前月比81.16%、73.75%、66.43%増加した。
一方、人気の職種には以前にも増して応募が殺到しており、中でも会計や営業は前月比100%増、倉庫管理は96.36%増となった。
給与水準については、採用活動を行なっている企業の平均月収は7228元(約14万円)で、前年とほぼ同水準だった。中でも役員運転手の平均月収は1万1632元(約22万5000円)と最も高く、工場労働者と倉庫管理者もそれぞれ1万611元(約20万5000円)と1万31元(19万4000円)だった。前年と比較すると、清掃員の給与は29.57%、受付の給与は26.74%、レジ係の給与は20.78%、販売員の給与は20.02%増加している。
(中国経済新聞)