北京市で1月19日、第16回人民代表大会第一回会議が行われ、殷勇（Yin Yong）氏が市長に、李秀領（Li Xiuling）氏が常務委員会主任に選ばれた。
殷勇氏は公開資料によると、1969年8月湖北省武漢市生まれ、男性で漢族であり、清華大学で自動制御および企業管理を学び、システムエンジニアリング博士号を取得、ハーバード大学公共行政で修士課程を修了し、共産党党員である。現在は第20期中央委員、北京市委副書記、市政府党グループ書記、副市長、市長代理を務めている。過去に20年近く国家為替管理局に勤務しており、シンガポールで中国投資公司の社長も務めていた。2015年から中央銀行総裁補佐や副総裁を歴任し、2018年1月に北京市副市長となり、同年12月に北京市常務委員となっていた。
また李秀領氏は1962年12月江蘇省銅山生まれ、男性で漢族であり、歴史学博士課程を修了し、共産党党員である。現在は第13期全人大代表、北京市常務委員会党グループ書記を務めている。海南省に長期間勤務し、副省長、常務委員、組織部部長などを歴任、2016年に雲南省委副書記となり、2019年1月に内モンゴル自治区政治協商主席に就任している。
（中国経済新聞）