国慶節明け、中国の航空券が「大幅値下げ」 北京―新疆ウイグルが約6300円?

2026/10/7 17:30

中国では国慶節(建国記念日)の大型連休が終わりを迎えるなか、航空券の価格が大幅に下落している。10月9日以降は、北京から新疆ウイグル自治区のウルムチまで300元(約6300円)で購入できるなど、「航空券の価格が急落している」と中国メディアが報じている。

中国の旅行予約サイト「去哪儿(Qunar)」によると、10月9日から31日までの航空券の平均支払価格は、国慶節期間と比べて30%以上安くなっている。

特に、杭州、深圳、北京、上海、南京、長春など人気都市への航空券は、国慶節期間と比べて平均約200元(約4200円)値下がりしているという。

実際に同サイトで検索すると、北京発では、蘭州行きが200元(約4200円)、泉州行きが230元(約4800円)、ウルムチ行きが300元(約6300円)から販売されている。

上海発では、麗江行きが200元(約4200円)、瀋陽行きが300元(約6300円)。広州発でも、青島行きが259元(約5400円)、成都行きが309元(約6500円)となっている。

これらは航空券本体の価格で、空港建設費や燃油サーチャージなどを加える必要があるものの、それでも高速鉄道より安くなるケースがある。

さらに、中国国内線の燃油サーチャージは10月10日から値上げされる予定で、10月7日から9日にかけてが、近期の格安航空券を購入するタイミングになるとみられている。

実際、格安航空券を狙って予約する旅行者も増えている。去哪儿のデータによると、10月6日に予約された、成都、南京、北京、上海などを出発する10月15日~11月15日利用分の航空券は、前日の10月5日と比べて約40%増加した。国慶節のピークを避け、連休明けの安い航空券を利用して旅行する動きが広がっている。

価格下落は中国国内線だけではない。海外旅行向けの航空券でも「大幅値下げ」が目立っている。去哪儿で検索すると、北京発ソウル行きが518元(約1万900円)、上海発ホーチミン行きが460元(約9700円)、成都発バンコク行きが286元(約6000円)、広州発クアラルンプール行きが329元(約6900円)から販売されている。

国慶節期間中は旅行需要の集中によって航空券価格が高騰した一方、連休終了後は需要が急速に落ち込み、国内外ともに航空券の価格が大きく下がっている。

(中国経済新聞)