中国汽車工業協会(CAAM):11月における中国ブランド乗用車の市場シェアが50%超

2022/12/23 13:00

中国汽車工業協会(CAAM)によると、2022年11月、中国ブランド乗用車の市場シェアは、50%を超える上昇傾向をキープしており、1〜11月の累計においても50%に迫まる勢いを見せている。

11月における中国ブランド乗用車の販売台数は、前月比4.9%減、前年同期比9.8%増の112.9万台となり、乗用車全体の販売台数の54.4%を占め、前月比1.2ポイント上昇、前年同期比では7.6ポイント上昇した。

1〜11月までの中国ブランド全体の乗用車販売台数は、前年同期比24.2%増の1047.9万台で、乗用車総販売台数の49.2%を占め、前年同期比5ポイント上昇した。

11月における中国ブランドのセダン、スポーツ用多目的車(SUV)、ミニバン(MPV)の市場シェアは、それぞれ48.2%、58.2%、65.6%であった。前月と比較すると、中国ブランドのSUVは、やや低下しており、セダンとミニバンは、どちらも上昇している。また、前年同期と比較すると、ミニバンは低下しているが、セダンやSUVはともに上昇している。

1〜11月における中国ブランドのセダン、SUV、ミニバンの市場シェアは、前年同期比で、それぞれ40.8%、55.3%、60.3%となり、セダンとSUVは上昇傾向を見せているものの、ミニバンは引き続き低下傾向となった。

(中国経済新聞)