12月5日、韓国の市場リサーチ機関SNEResearchのデータによると、2022年10月、全世界のEV用車載電池の合計容量は前年同期比で73.6%増えて48GWhであった。
これをメーカー別に見ると、ともに中国勢である寧徳時代(CATL)とBYDが1、2位を占め、前者がマーケットシェア37.6%となる18.1GWh、後者が同じく16.2%で7.8GWhであり、2021年同期に比べて目に見えた成長を示している。
中でもBYDは3位に2.4GWhの差をつけ、シェアを去年同期の11.6%から16.2%に伸ばして、世界で2番目のEV電池サプライヤーとなった。
3位~10位はLGエナジーソリューション、パナソニック、SKOn、三星SDI、中創新航(CALB)、国軒高科(Gotion High-Tech)、欣旺達(SUNWODA)、億維鋰能(EVEエナジー)の順であり、上位10社のシェアが90%近くに達している。
またこれら10社のうち、中国勢6社のシェアが合計およそ64%である。CATLは年間ベースでは160GWhを超え、2位に大差をつけてトップを維持する見込みである。
(中国経済新聞)