中国、10月の一般消費財小売額は0.5%減

2022/11/16 14:00

中国の一般消費財の小売総額について、10月は前年より0.5%減って4兆271億元(約80.18兆円)で、自動車を除くと0.9%減の3兆6575億元(約72.82兆円)であった。

また1月~10月は、前年同期比0.6%増の36兆575億元(約717.9兆円)で、同じく自動車を除くと0.5%増の32兆3702億元(約644.5兆円)であった。

これらの数字を都市部・農村部で分けると、10月は都市部が前年比0.6%減の3兆4896億元(約69.5兆円)、農村部が0.2%増の5374億元(約10.7兆円)であり、1月~10月では都市部が0.5%増の31兆2649億元(約622.5兆円)、農村部が0.8%増の4兆7926億元(約95.4兆円)であった。

また分野別に見ると、10月は商品が前年比0.5%増の3兆6171億元(約72.0兆円)、飲食関連が8.1%減って4099億元(約8.16兆円)であり、1月~10月は商品が1.2%増の32兆5227億元(約647.5兆円)、飲食関連が5%減って3兆5348億元(約70.4兆円)であった。

さらに販売形態を見ると、1月~10月はある程度の規模のあるスーパーが3.7%増、コンビニエンスストアが4.6%増、特約店が4.6%増、専門店が0.7%増であり、デパートは6.8%減だった。

またオンラインでの1月~10月の小売総額は前年比4.9%増の10兆9542億元(約218.1兆円)で、このうち現物品については7.2%増の9兆4506億元(約188.2兆円)で全体の26.2%を占めており、内容別に見ると食品類が16.7%増、衣類が5.3%増、日用品類が6.5%増となっている。

(中国経済新聞)