湖南省第一中学で多くの生徒が新型コロナウイルスと診断され、校長を解任

2022/11/8 16:49

湖南省株洲市規律検査委員会は11月7日、新型コロナウイルスの予防と制御において2件の職務怠慢があったことを公表した。

1件目は、湖南省株洲市第一中学で、新型コロナウイルスの予防と制御において職務怠慢が発覚した。最近、株洲市第一中学で多数の生徒が新型コロナウイルスと診断された。同校は、新型コロナウイルスの予防と対策に十分な注意を払わず、通常行われていた感染予防と対策の実施が形式的で、且つ緊急時の対応が不適切であったため、多くの感染者を出し、社会に深刻な影響を与えたことが明らかになった。株洲市党委員会は、珠洲市第一中学党委員会副書記・校長の陳嵩(Chen song)氏を解任し、珠洲市第一中学党委員会書記の劉迎玖(Liu yingjiu)氏を停職処分にし、市教育局に珠洲市第一中学学生発展センター主任の朱文江(Zhu wenjiang)氏を解任するよう指示した。また加えて、上記三人の職務怠慢問題を引き続き調査することを決定した。

湖南省株洲市第一中学の郊外活動

2件目は、株洲市第二病院で、新型コロナウイルスの予防と制御において職務怠慢が発覚した。2022年11月1日、株洲市第二病院は、発熱外来の完全密閉型診察管理の実施要件を厳格に履行せず、発熱患者(後に新型コロナウイルスと診断)が医療施設の混雑にさらされたため、その後、多くの人が隔離しなければいけなくなった。株洲市党委員会は、株洲市第二病院党委員会書記の鄒祖倡(Zou zuchang)氏、株洲市第二病院院長の李文燦(Li wencan)氏、株洲市第二病院副院長の劉建民(Liu jianmin)氏に対して批判通告処分を行った。

11月以降、中国のゼロコロナ対策は、更に厳しくなっている。

(中国経済新聞)