四川省都江堰市の書店「鐘書閣」は、そのユニークなデザインで人々の注目を集めており、3月15日に取材に訪れた際にも、多くの人が書店に訪れていた。同書店は先ごろ、世界最大の建築のオンラインプラットフォームである「Architizer(アーキタイザー)」が発表した2021年度の「A+アワード」で、審査員賞を受賞。同賞は世界的にも影響力ある建築アワードの1つで、業界内では建築業界におけるアカデミー賞と言われている。
2013年4月に営業を開始した鐘書閣(本社は上海)は、上海の注目を集める文化のランドマークとなり、「上海で最も美しい書店」と評価されただけでなく、中国のリアル書店のモデル転換の一つのベンチマークとみなされている。
鐘書閣上海市閔行店の蔵書は6万册あり、主に社会科学、文学類を主にして、昔の老舗店の特色と十数年の常連客の感情を伝承するために「店中店」を設置し、教輔文具専用区を残した。
(中国経済新聞)