7月4日北京市の教育委員会は、近いうちに同市の衛生健康委員会と財政局と連名で「北京市の小中学生に対する健康診断の管理方法(2022年版)」を発布すると発表した。
新しくなった規定では、小中学校は必ず年に一度在校児童、学生の健康診断をしなければならないと定めている(二度の視力検査を含む)。診断は医療衛生機構か学校内で行われる。健康診断が安全、かつ秩序をもって行われるように、小中学校と健康診断機構は共同で感染対策を十分に行うことはもちろん、現場での診断の流れを決め、危険がないか注意深く確認することになっている。健康診断機構は、学生とその保護者の同意のもと、診断後二週間以内に個別の報告書として学校に戻され、学校は学生や保護者にその結果を返すことになっている。個別の報告書には、学生個人の各項目の結果に加え、それらを踏まえた総合評価や健康指導も含まれる。主に報告書で指導されるのは、体重が重すぎる状態や肥満、栄養不良、背筋が曲がっている、視力が悪い、虫歯、貧血などである。
小中学生の健康診断の費用は政府が支出するため、個人で支払う必要はない。
(中国経済新聞)