第6回中国国際消費品博覧会が開幕 AI・健康・トレンド商品が集結

2026/04/14 16:30

 「開放が世界の消費をけん引し、イノベーションがより良い暮らしを創造する」をテーマとする第6回中国国際消費品博覧会(消博会)が4月13日、海南省海口市で開幕した。会期は4月18日まで。

 主会場となる海南国際会展センターには8つの展示館が設けられ、テクノロジー消費、ファッション、健康、各国の特色商品、免税・高級品、中国ブランド精品、中国発トレンドの海外展開などの分野に分かれて展示が行われている。展示面積は14万3000平方メートルと前回より1万3000平方メートル拡大し、海外出展品の比率は65%に上昇(前回比20ポイント増)。新製品の発表は200点を超え、専門バイヤーの招待数も約6万5000人と前年比10%増となった。

 本届の特徴として、新たな公式企画「消博新品ショー」が初めて導入され、3日間で40回以上の発表イベントが予定されている。健康、ファッション、テクノロジーの3分野に特化した発表により、消費トレンドに即した商品が集中的に紹介され、中国および世界の消費者に多様な選択肢を提供する。

 会場では、Huawei(華為技術)が近く正式発表予定の初の「鴻蒙(ハーモニーOS)AIスマートグラス」を先行展示し、注目を集めた。ロシア語での質問がリアルタイムで中国語に翻訳され、装着者のイヤホンやスマートフォンの画面に表示される機能が紹介されるなど、実用性の高さが強調された。重さは約35.5グラムと軽量で、アジア人の顔型データに基づいた設計により長時間装着しても負担が少ないという。さらに、高精細なAI撮影や電子式手ブレ補正、水平維持機能を備え、歩行やランニング、自転車走行中でも安定した映像記録が可能とされる。

 また、シンガポールのマッサージチェアブランドであるOSIM(オーシム)は、最新のAI搭載健康チェアを世界で初めて公開した。オウムガイの殻をモチーフとしたデザインと先進的な機能が来場者の関心を集めた。同社は6年連続で消博会に出展しており、技術革新を通じて高付加価値の健康体験を提供し、中国市場の需要に応える姿勢を示した。

 AIや健康、ライフスタイル分野の融合が進む中、今回の消博会は新たな消費トレンドと技術革新の方向性を示す場として、その存在感を一段と高めている。

(中国経済新聞)