四川省アバ・チベット族自治州で最大震度6の地震が11回連続で発生

2022/06/10 19:27

6月10日午前0時3分、四川省アバ・チベット族自治州草登郷で深さ10km、マグニチュード5.8の地震が発生した。午前1時28分、草登郷で再びマグニチュード6.0の地震が深さ13kmの地点で発生し、その後、立て続けに地震が発生した。また、最新のニュースでは、午前8時現在、マグニチュード3.0以上の地震が11回発生しているとのことだ。

四川省危機管理局のウェイボー(微博)公式アカウントによると、震源地は草登郷で、地震発生地域は小雨が降り続いており、この地震による負傷者は1名、死亡者は報告されていない。

震源地から5km以内の平均標高は約3,691mで、震源地付近は特に人口密度が高くなく、震源地から20km圏内の人口は1万人以下である。

深夜に地震が発生したとき、成都や重慶など多くの場所の住民は、揺れを大きく感じたという。 ネットユーザーが投稿した動画には、地震後に自宅でシャンデリアが揺れ、家具がずれる様子が映し出されており、「一晩中揺れ、新しい地震なのか幻覚なのか分からなかった」と述べている。

(中国経済新聞)