2026年元旦、北京に今年最初の外国人観光客が到着

2026/01/1 14:34

2026年1月1日未明、北京首都国際空港は新年を祝う華やかな雰囲気に包まれた。中国国際航空(エアチャイナ)の国際線CA966便が到着し、ドイツ、アルゼンチン、ブラジル、韓国などからの外国人観光客がT3ターミナルに降り立った。北京市文化・観光局は、北京出入境管理当局、首都空港、中国国際航空と連携し、式典形式の歓迎イベントを行い、2026年最初の訪中外国人観光客を迎え入れた。

到着ゲートを出た観光客たちは、「北京礼物」のマスコットキャラクター「馬墩墩(マードゥンドゥン)」の出迎えに足を止め、記念撮影を楽しんだ。ドイツから訪れたモリッツさんは、「以前、北京で生活し、学んだ経験があり、この街には特別な思いがあります。ちょうど都合の良い便が見つかったので、迷わず北京行きを選びました。今回の中国旅行がとても楽しみです」と話し、温かい歓迎に感激した様子を見せた。

北京市文化・観光局は、入境観光客向けに縁起の良い意味を込めた「北京ウェルカムギフト」を用意した。中には、「北京新発見」冬季氷雪観光の10ルート紹介をはじめ、『こんにちは、北京』入境観光ガイド、『北京に泊まる』ホテル案内冊子、出国時の免税手続きガイドなどが同封されている。さらに、配車サービスのDiDi、旅行予約大手のCtrip(携程)、ショッピング街の秀水街などによる特別優待も盛り込み、観光客の北京滞在を多方面から支援する内容となっている。

北京市文化・観光局の鄭芳副局長は、「2026年元旦に最初の外国人観光客を迎えたことは、北京の入境観光市場に新たな活力をもたらすものです。2025年の入境観光客数はすでに500万人を超えており、北京が世界の旅行者から高い関心を集めていることを示しています」と述べた。その上で、北京の入境観光は現在、「利便性の向上」から「質の高い発展」へと転換する重要な段階にあると指摘。今後は①観光商品の高度化、②国際水準のサービス提供、③多様な海外向けプロモーションの三つを柱に、デジタル技術と文化資源を活用しながら、経済効果と文化発信力の双方を高めていく方針を示した。

首都国際空港の関係者によると、現在、同空港の航空ネットワークは57か国・地域の225都市を結び、国際・地域路線は97路線、長距離の大陸間路線は52路線に達しており、いずれも中国国内で最多となっている。2026年には、「ワンチケット・手荷物直行」サービスをさらに拡充し、「北京経由で世界へ」をテーマとした国際乗り継ぎ商品の高度化や、乗り継ぎと入境観光を組み合わせた新たな付加価値サービスの創出を進める方針だ。

中国国際航空も、今後は国境を越えた航空券の割引施策や、入境・乗り継ぎの利便性向上策を継続的に打ち出し、「空の架け橋」をより円滑にすることで、より多くの外国人観光客が北京を訪れ、中国への理解を深めてもらいたいとしている。

出入境管理当局の予測によると、2026年の元旦連休(1月1日~3日)期間中、北京の出入境者数は延べ約18万人に達する見込みだ。個人旅行客に加え、ロシア、ポーランド、韓国などからの団体旅行も相次いで北京を訪れる予定となっている。北京市文化・観光局は、海外向けSNS「Visit Beijing」を通じて「新年北京」を合言葉とするキャンペーンも実施。元旦に首都国際空港T3ターミナルに到着した外国人観光客が、空港内の文化・観光案内所で合言葉を伝えると、記念の小さなプレゼントが贈られ、新年最初の北京滞在を驚きと喜びとともにスタートできる仕掛けとなっている。

(中国経済新聞)