テンセントビデオとワーナー・ブラザース・ディスカバリー(Warner Bros. Discovery)が共同制作し、Discovery探索チャンネルの国際制作チームが手がけるアウトドア紀実番組『探索新境2』が、11月28日より毎週金・土の11時にテンセントビデオで独占配信される。シーズン2では、俳優・歌手として活躍する王一博が、愛する“攀岩(ロッククライミング)”を軸に、北米を巡る本格的なクライミング・ロードトリップに挑む。

◆ 世界的クリエイターと共に、極限の挑戦へ
前シーズンで雪山、砂漠、海島など多様な地形で探索を行った王一博。本シーズンでは、制作陣が再びDiscovery探索チャンネルの国際チームとタッグを組み、世界基準の映像体験を実現する。
出演陣には、アカデミー賞受賞ドキュメンタリー監督であり世界的なクライマーでもあるジミー・チン(Jimmy Chin)がロッククライミング指導者として参加。さらに、AMGA認定クライミングガイドのジェームズ・ライダー・ストラウド(James Ryder Stroud)がパートナーとして同行し、王一博と共に多様なアウトドアチャレンジを展開する。

番組では、百メートル級の渓谷に張られたスラックラインでの歩行、力と技術が求められる伐木競技、そして水面を疾走するウェイクサーフィンなど、難易度の高いアクティビティの数々が登場。王一博の挑戦心と成長が、迫力ある映像とともに描かれる。
◆ 「ロッククライミングが自分を導いてくれた」──王一博の内なる変化
メディア向けの先行上映会で、王一博はアウトドアへの真摯な思いと自身の心境の変化について語った。彼は、シーズン1では“模索する旅”だったと振り返り、シーズン2ではロッククライミングへの深い愛情から“確かな目的”を持って臨んだと明かす。特にロッククライミングは、彼にとって“生きている感覚”を呼び覚ます存在だといい、「ロッククライミングが自分に生命の方向性を示してくれた」と力強く語った。

今シーズンではロッククライミング、トラッドクライミング、ディープウォーターボルダリングなど、多様なスタイルに挑戦。中でも伝統的なトラッドクライミングが心に響いたという。
当初は装備や岩場の負荷による痛みに耐えられなかったが、今ではその感覚さえ楽しめるようになったと語り、自身の成長を実感している様子だった。
また、海釣りやウェイクサーフィン、マウンテンバイクなど新たなアクティビティにも挑戦し、特に釣りは“新しい趣味”として定着したという。
◆ 若者に勇気を届ける番組へ
テンセント・オンラインビデオの王娟(ワン・ジュエン)副総裁兼チーフコンテンツオフィサーは、『探索新境2』について、「若者が成長の中で自分の“好き”を見つけ、恐れず挑戦する勇気を与える番組にしたい」とコメント。さらに王一博については、「常に好奇心と探索心を持ち続け、旅を通して成長し続ける“優れた若き挑戦者”」と称賛した。

『探索新境2』は、壮大な自然を舞台に、王一博が“自分の限界”と向き合いながら新たな境地を切り開く姿を描く実録旅番組だ。北米を駆け抜ける彼の挑戦が、視聴者に新たな一歩を踏み出す勇気とインスピレーションを与えてくれるだろう。
(中国経済新聞)
