北京の国家会議センターで8月1日-3日、ポップマートが主催する「Back to Play 尋心之野」をテーマにした「2025北京国際アートトイフェア」(PTS)が開催された。今回は初めてディズニー、ユニバーサル、バンダイなど海外の有名IPが出展したほか、ポップマートが誇る人気IP のTHE MONSTERS、MOLLY、DIMOO、SKULLPANDA、CRYBABY、星星人、Zsigaなどを手掛けたアーティスト数十人によるサイン会も行われた。

会場内は大変な賑わいで、入場ゲートの通路は多い時に数百メートルの行列となり、展示コーナーも人気のIPのブースでは見物客が長蛇の列をなしていた。またファンサービスのコーナーも大盛況で、待ち時間が1時間以上というエリアもあった。
さらに今回は、多くの限定商品が発売直後から奪い合いとなり、一部の人気商品はわずか数分間で完売し、中には午後3時頃に商品棚がすべて空になったブースもあった。
余りの人気ぶりに、来場者から不満の声も聞かれた。SNSでは、「先着順で数量限定でもなかったのに初日で売り切れたものが多く、後日来た人は買いたくても変えなかった」とのコメントもあったほか、「1日中並びっぱなしで、中に入るのも見学するのも行列、品物の受け取りも長い列。まるで野外演習の世界だった」という見学者もいた。

ただその一方で、「好きなIPがいっぱいあって、気に入ったものをたっぷりと購入した」「デザイナーからサインがもらえて、チケット代も元を取れた」という満足のコメントもあった。
(中国経済新聞)