中国、最大40万円の補助金で自動車下取り政策を開始

2025/01/9 17:30

中国政府は、自動車産業の継続的な発展と国内自動車消費市場の活性化を促進するため、2025年に自動車の「下取り」政策を開始する。

1月8日に行われた国務院の政策説明会で、中国国家発展改革委員会(NDRC)の趙晨欣副主任(副大臣)は、対象となる燃料車は補助金を申請できるようになると発表した。

趙辰昕副主任の説明によると、2012年6月30日以前に登録されたガソリン車、2014年6月30日以前に登録されたディーゼル車、あるいは2018年12月31日以前に購入された新エネルギー車であれば、「下取り」を申請することができる。

新エネ車を購入した場合、1台あたり最大2万元(約40万円)の補助金が出る。 排気量2.0リットル以下の燃料車を選んだ場合は、1万5000元(約30万円)の補助金が出る。

2025年1月1日以降、「下取り」を申し込む消費者は「全国自動車下取り情報プラットフォーム」を通じて補助金を申請できるようになる。 なお、申請期限は2025年1月10日24時までとなっている。

(中国経済新聞)