中国の自動運転システム開発のユニコーン企業「WeRide」(文遠知行)は、アメリカで現地時間10月25日にナスダック上場を果たした。株価はこの日一時期、率にして27.74%の値上がりとなる19.8ドル/株(約3036円/株)に達し、その後2度の取引中断を経て6.77%上昇の16.55ドル/株(約2537円/株)で大引けとなり、時価は約44.9億ドル(約6884億円)となった。
WeRideは2か月前の8月下旬にナスダックIPOを延期していた。また10月11日にはテスラが無人運転タクシーを発表し、最大費用3万ドル(約460万円)で2026年に実用化すると称していた。これにより無人運転が新たに脚光を浴びている。