中国税関総署:一部の国による「新三様」(EV、リチウム電池、ソーラーパネル)への追加関税は不公平で不適切、不合理

2024/10/18 13:30

10月14日、中国国務院新聞弁公室の記者会見で、税関総署の報道官である統計分析局の呂大良局長は1月~9月の輸出額について、「『新三様』(EV、リチウム電池、ソーラーパネル)が全体の4.1%にあたる7578.3億元(約15.9兆円)だった」と述べた。いずれも200以上の国や地域に行き渡り、世界的に人気を集めているという。

呂局長は、「世界が今、再生可能エネルギー産業が急成長している中、中国は『新三様』などエコで低炭素な製品をふんだんに供給してインフレ圧力を緩和しているほか、気候変動対策やエコ化に大きく貢献している。『新三様』に追加関税を課している国もあるが、それは不公平で不適切、不合理な保護貿易主義の行動であり、最終的には世界のエコ化や低炭素化にも支障が出る。アメリカでも、中国のエコな技術製品への追加関税を『愚かな誤り』と見ている学者がいる。関係国は間違った方法をやめ、共に発展する中で自身の適切な利益を求め、グローバル経済の成長へ新たな動力源を切り開き、気候変動という世界的な課題にともに対応してほしい」と述べている。

(中国経済新聞)