華晨グループ元社長、収賄罪で起訴 26億円を不正受領

2022/05/9 13:14

遼寧省の紀律検査委員会は8日、華晨汽車グループの元共産党委員書記で社長を務めた祁玉民氏について、国有の資本や企業で不正を働き、他人に便宜をはかったうえ1.33億元あまり(約26億円)を受け取ったと発表した。

2002年に設立した華晨汽車グループは、自動車の車両やエンジン、コア部品の開発、デザイン、製造、販売を手掛け、関連会社100社を抱え、資産総額は300億元、社員数4万人である。BMWグループと共同で、中国でBMWシリーズを生産している。

遼寧省検査委員会によると、華晨は2018年8月、新エネ車の製造に向けて他社と事業協定を結んだ際に、祁氏が見返りとしてその会社から1100万元を受け取ったとのことである。祁氏は職務を利用し、資金の借り入れや業務の請負、営業権の取得などといった便宜をはかり、1995年から2019年にかけて計39人から合わせて1.33億元余りを受け取ったという。また、さらに重大な違法行為を行ったとしている。祁氏は2021年6月に共産党から除籍され、犯罪行為について検察機関により起訴されている。

(中国経済新聞)