香港の俳優・アンディ・ラウ（劉徳華）の公式ファンクラブ「華仔天地」は11月23日午後、アンディ・ラウの父・劉礼（リウ・リー）氏が逝去したと発表した。ファンからは悼む声が寄せられ、華仔天地は故人を偲んでホームページを白と黒にした。
アンディ・ラウは長年芸能界で活躍し、家族やファン、特に両親をとても大切にしており、第1回親孝行息子・特別賞を受賞したこともある。中国メディアによると、2006年アンディ・ラウは華仔天地結成18周年を祝うパーティに出席し、世界中から集まった2000人以上のファンとともに父の日を祝った。
また、アンディ・ラウは両親と過ごす時間を増やすため、2世帯住宅だった家の壁を壊し開放的な空間に変えたこともある。そして、アンディ・ラウのマネージャによると、彼は常に両親に寄り添い、有名になった後も両親の前では、素直で思いやりのある息子のままだった。
父リウ・リー氏は、アンディ・ラウが幼い頃、啓徳空港（カイタック空港）の消防士であった。アンディ・ラウは、5 歳になるまで香港の大埔鎮泰享村で祖父と一緒に暮らし、6 歳になると父親に連れられて香港に移り住んだ。同年には、父親が家族を養うための軽食屋をオープン。豆乳、中華揚げパン、コーヒーを販売し、アンディ・ラウ自身も毎日、黒板にチョークで料理の名前を書き、何百ものお皿を洗うなど父親の手伝いを休むことはなかった。
（中国経済新聞）