中国の電気自動車(EV)大手BYDは10月25日、SEAL(シ―ル)を含む新型3車種を発表した。
発表会は、2023年10月26日(一般公開は28日から)から11月5日まで東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW2023(ジャパンモビリティショー)」前日にメディア向けに行なわれた。
今回発表された新型車は「SEAL(シール)」、「DENZA(デンツァ)D9」、「U8」の3車種。
スポーツセダンの「SEAL」は、ドイツの高級ブランド・アウディ(Audi)に在籍していたオルファング・エガー氏がデザインを担当し、アザラシをイメージしたスポーティーでエレガントに設計されており、BYDの独自技術であるブレードバッテリー、e-Platform3.0、Cell To Bodyを搭載。日本発売車種第3弾として2024年春に発売が予定されている。
「DENZA(デンツァ)D9」(日本での発売は未定)は、BYDとドイツの高級ブランド・メルセデス・ベンが共同開発したプレミアムミニバン。最大の特徴は、十分なスペースと高い快適性・実用性となっている。
「仰望(ヤンワン)」の「U8」(日本での発売は未定)は、オフロードのSUV。BYD独自の車体制御技術である油圧車両制御システムと独立式の4モーター駆動が可能な「e4プラットフォーム」が搭載されており、360度回転するタンクターンを行うことが可能となっている。
(中国経済新聞)