日中平和友好条約締結45周年を記念し、「ミセス・マンダリン・ジャパンコンテスト2023（International Miss＆Mrs. Mandarin Japan Final 2023）」が2023年10月21日、リーガロイヤルホテル東京で開催された。

本コンテストには、特別ゲストとして鳩山由紀夫元首相、日本初のブライダルファッションデザイナーの桂由美さん、歌手のアグネス・チャンさんが、審査員にはカモメグループの山添翔会長、大富TVの鄧澍宏副台長、国際親善大使の黄實博士など日中の各界から19名が出席し、香港料理・盛記銀座など多くの企業やレストランが協賛した。

鳩山元首相は、「今年は日中平和友好条約45周年です。そのことを日本も中国も心から喜ばなければいけない年だと思っています。しかし政治的には、なかなか喜べない状況にあります。だからこそ、このような素晴らしいコンテストを行い日本と中国が、もっともっと仲良くなることは素晴らしいことだと思います。日本と中国の友好が深まり、そしてアジアが明るい未来に輝けるように、皆さん一人一人が、それぞれの立場から頑張っていただけることを心から願っております」と祝辞を述べた。

桂由美さんは、「現在、私がデザインしたものを中国全土で広めることを始めております。日本の良いところと中国の良いところをミックスすることが私の長い間の念願でしたので、コンテストの成功を見ることができ大変嬉しく思っています」と祝辞を述べた。

コンテストは、ミス・マンダリン、ミセス・マンダリン、クラシックの3部門に分かれ、日本と中国から選ばれた各地域の代表24名がウォーキング、スピーチ、特技を披露。5カ国語を披露した劉芷儀さんが最優秀才芸賞に選ばれ、ミス・マンダリン部門は今西瑠杏さん、ミセス・マンダリン部門は王怡さん、クラシック部門は⻩少敏さんが、それぞれグランプリを受賞した。

ミセス・マンダリンコンテストは、日本と中国の両国間における言語・文化交流や友好の促進を行う｢日中友好の架け橋・日中友好大使｣を選出することを目的に、2019年（令和元年）7月に発足。日中両国の友好促進事業として、毎年「日中の未来を担う、日中友好大使」を選出し、「ミセス・マンダリン・ジャパンコンテスト」、「ミセス・マンダリン・チャイナドレスコンテスト」の二大コンテストを開催している。

（中国経済新聞）