インドネシアで中国との提携による高速鉄道が開通 東南アジアで初、建設開始から8年

2023/10/5 20:30

インドネシアのジョコ大統領は10月2日午前、首都ジャカルタのハリム駅で、ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道の開通を宣言した。

ジョコ大統領は開通式で、この鉄道を「Whoosh」と命名した。列車が高速で駈ける際の擬音語であり、またインドネシア語の「時間短縮、最適運転、信頼できるシステム」の頭文字をとったものでもある。

この鉄道は中国とインドネシアの協力事業であり、2016年に着工し、ジャカルタと観光都市のバンドンを結ぶ全長142.3キロメートル、最高時速は350キロメートルである。所要時間はこれまでの3.5時間から40分に短縮される。インドネシアは今後、バンドンからさらに700キロメートル以上延長して第二の都市のスラバヤに到達させる予定である。

インドネシア交通省は、9月29日にインドネシア中国高速鉄路(KCIC)に対し営業許可を交付した。ただし、その前の9月7日から、沿線住民を対象に予約制で無料乗車サービスを行っている。

インドネシアは当初、10月から本格的に営業運転する予定だったが、今の無料サービスを延長し、10月中旬から運賃を徴収すると発表した。片道運賃は普通席が25万ルピア(約2387円)、VIP席が35万ルピア(約3342円)などとなる見込みである。

インドネシアにとって、中国は10年連続で最大の貿易相手先となっており、2022年の両国間の貿易額は1494億ドル(22.3兆円)であった。

(中国経済新聞)