アリババ・グループの元幹部、張蔚(チャン・ウェイ)氏が米スターバックスの取締役に就任

2023/09/16 08:30

米スターバックスは9月13日、創業者のハワード・シュルツ氏が同日付で取締役を退任したと発表した。今回のハワード氏の退任に伴い、スターバックス取締役会は、アリババ・グループの元幹部である張蔚(チャン・ウェイ)氏を取締役に起用した。また、ハワード氏は、長年にわたるスターバックスへの貢献が認められ、スターバックス終身名誉会長の称号を授与された。

ハワード氏は、1970年代にスターバックスに入社。「第3の空間」というコンセプトを立ち上げ、自宅やオフィス以外の場所で、くつろぎながら同時にビジネスも行なえる場としての

スターバックスを作り上げていった。ハワード氏の戦略は大成功を収め、現在では全世界に3万6000以上の店舗を展開し、そのうち6500以上の店舗が中国にある。

今回、取締役に就任したチャン・ウェイ氏は、1970年生まれ。ハーバード・ビジネス・スクールを卒業後、ゼネラル・エレクトリック、ベイン・キャピタル、ラルフ・ローレンでの業務経験があり、アリババ・グループの上級顧問、アリババ・ピクチャーズの社長を務めた。

現取締役のホッブス氏は、「チャン・ウェイ氏は業界で革新者、変革者として認められており、彼女がスターバックスに加わってくれることを大変嬉しく思う。彼女の豊富な経験、広い視野、事業開発への献身は、スターバックスの継続的な成長を後押ししてくれることでしょう」と述べた。

スターバックスのウェブサイトで、チャン・ウェイ氏はアリババ・グループで国際ビジネスとメディア戦略を担当しており、10年以上の経験があると紹介されている。彼女は現在、ラルフ・ローレン・コーポレーションの取締役であり、ロサンゼルス・スポーツ・エンターテイメント・コミッションやジャック・マー財団などでも取締役を務めている。

チャン・ウェイ氏は就任にあたり、「スターバックスのLIMITLESS GROWTHという考え方はとても印象的で、数十年にわたりスターバックスを利用してきた私にとって、とても心に響くものでした。今後は取締役として、スターバックスのビジネスとブランドに貢献し、大きな価値を創造するために働く機会を得たことを光栄に思います」と述べた。

(中国経済新聞)