中国税関のまとめによると、2023年のICチップの輸入量は2277億個で、前年比でマイナス18.5%、計516億個の減少であり、1日当たり2.9億個減ったことになる。この分は金額にしておよそ3200億元で、中国は今、チップについて輸入品から国産品へとシフトしている様子がわかる。
世界最大のチップ輸入国である中国は、税関総署のまとめによると、2020年1年間の集積回路の輸入額は前年比15.8%増の3500.6億ドルで、うちメモリー用が最も多く28.9%となっている。輸入先は台湾、韓国、日本、アメリカなどで、うち台湾品が40%以上である。