今年上半期のGDP上位10都市、杭州と武漢の順位が入れ替わる

2023/07/30 20:30

深圳市統計局は7月27日、2023年上半期の同市の域内総生産は前年同期比6.3%増の1629億7660万元(約3兆1765億円)だったと発表した。そのうち、第一次産業の付加価値は11億500万元(約224億1442万円)で前年同期比横ばい。第二次産業の付加価値は前年同期比4.8%増の5681億9800万元(約11兆746億円)、第三次産業の付加価値は前年同期比7.2%増の1兆6045億7000万元(約31兆2765億円)だった。

7月20日に杭州市統計局が発表したデータによると、上半期の同市の域内総生産は前年同期比6.9%増の9602億元(約18兆7163億円)で、全国水準を1.4ポイント上回った。第一次産業の付加価値は前年同期比3.3%増の151億元(約2943億円)、第二次産業の付加価値は前年同期比1.3%増の2703億元(約5兆2687億円)、第三次産業の付加価値は前年同期比9.3%増の6748億元(約13兆1533億円)だった。

7月27日、武漢市統計局が発表したデータによると、上半期の同市の域内総生産は前年同期比5.0%増の9503億3300万元(約18兆4954億円)で第1四半期より0.5ポイント加速した。 産業別では、第一次産業の付加価値は前年同期比3.8%増の189億3900万元(約3685億円)、第二次産業の付加価値は前年同期比4.2%増3544億1500万元(約6兆8976億円)、第三次産業の付加価値は前年同期比5.5%増の5769億7900万元(約11兆2292億円)となり、域内総生産で杭州市が蘇州市を追い抜く形となった。

また、今年上半期のGDP上位10都市のうち、上海が2兆1390億元(約41兆6355億円)、北京が2兆621億元(約40兆1387億円)、深センが1兆6297億元(約31兆7220億円)で引き続きトップ3にランクイン。北京は上半期で初めての2兆元の大台に乗った。

(中国経済新聞)