中国・重慶市の出入国旅客数が2026年上半期に大幅な伸びを記録した。重慶江北国際空港の出入国管理当局によると、同空港の上半期(1~6月)の出入国旅客数は約148万人となり、前年同期比39.5%増と高い伸びを示した。外国人旅行者の増加が全体の旅客数を押し上げている。
近年、中国のビザ免除政策の拡充や国際線ネットワークの回復を背景に、重慶を訪れる海外旅行者が急増している。江北国際空港では出入国手続きの効率化が進められ、国際航空路線の拡充も旅客増加を後押ししている。
重慶は「山城」として知られる独特の都市景観に加え、火鍋や長江・嘉陵江の夜景、世界遺産の大足石刻など豊富な観光資源を有する。最近では、防空壕を活用した火鍋店や伝統芸能「川劇」の変面ショーなど、地域色豊かな体験型観光が外国人観光客の人気を集めている。

写真は、重慶市両江新区にある防空壕を利用した火鍋店で、外国人旅行者が川劇の変面パフォーマンスを鑑賞し、出演者と交流する様子。海外からの旅行需要の回復を背景に、重慶は中国西部を代表する国際観光都市として存在感を高めている。
(中国経済新聞)
