北京市と天津市の中間に位置する、河北省廊坊(Lang Fang)市にある大城県で5月26日16時ごろ、違法取引の疑いがある爆竹を調べていたところ突然爆発し、4人が死亡、5人がけがをした。
依然として2人が行方不明となっており、懸命の捜索活動が続いている。
同県は今年1月「花火・爆竹の生産、貯蔵、輸送の全面的禁止」を発表しており、禁止対象には、全ての花火・爆竹製品、並びに花火・爆竹を生産する際に使用する黒色火薬、導火線などが含まれる。無許可で花火・爆竹を生産した場合、2万元(約39万円)以上10万元(約198万円)以下の罰金を課すとしており、違法行為を見つけて通報した人には5000元(約9万9000円)の奨金を授与するとしている。
同県では20年前の2000年2月にも、9人が死亡、9人が負傷する爆竹の爆発事故がおきている。
(中国経済新聞)