浙江省杭州の有名観光地である西湖で、「白堤情定商亭」の賃料について68回に及ぶ競売の末、5月14日午前に初年度284万元(約5543万円)ということで決着がついた。初値の190万元(約3708万円)から約50%の上昇であった。
一等地とも言える西湖で年間284万元(賃借期間は5年間、無償賃貸の5年間を含み、初め3年間は賃料据え置きで4年目に3%増、5年目は4年目と同じ)となるこの土地は、面積4.5平方メートル、1日当たりの賃料は7780元(約15.2万円)となる。
それまで構えていた店が契約期間の満期を迎え、少しでも多くの投資家を集めるためにアリババのオークションを利用したという。初値の190万元は外部の業者が算出したものである。
また同じく競売に出された4.5平方メートルの「白堤錦帯商亭」(錦帯橋の西側)は、160万元(約3123万円)で取引された。賃貸期間は5年間である。
(中国経済新聞)