雑誌「フォーチュン」が8月3日に発表した2022年版の全世界の売上高ランキング「グローバル500」によると、ウォルマートが9年連続でトップであり、アマゾンが2位に浮上、中国の国家電網が3位となっている。
ランキングを見ると、500社のうち自動車および部品の会社が33社あり、この中でVWが13位のトヨタ汽車を抜いて8位に立ち「世界最大の自動車メーカー」となった。中国の自動車メーカーは上位から順に上汽、一汽、東風汽車、北汽、広汽、吉利、BYDの計7社がランクインしている。
このうちBYDは初めての500強入りで、中国では民間の自動車メーカーとして2社目のランクインとなった。新エネ車の販売が極めて好調だった2021年、BYDは乗用車全体の販売台数が73万台を超え、うち新エネ車は前年比231.6%の伸びとなる59万台以上で、中国国内で9回目となる最多販売台数を記録した。今年の上半期の新エネ乗用車販売は前年同期比で324.8%の63.8万台であった。もう一つの民間メーカーである吉利は順位を10位上げて229位となり、注目の新エネ車メーカー・テスラはランクを150位上げて242位となっている。
(中国経済新聞)