長江デルタに位置する安徽省、江蘇省、浙江省で6月26日以降、相次いでコロナの市中感染者が確認され、安徽省宿州市泗県では1日の新規感染者数が3日間連続で100人を超えている。
安徽省衛生健康委員会によると、7月2日0-24時の新規感染者数は61人で、無症状の感染者は231人（うち泗県が228人）となっている。
泗県は、感染源が不明であることから、伝染を防ぐためにただちに全域が外出禁止となり、ロックダウンが講じられている。
現在、江蘇省徐州、南京、無錫、塩城、蘇州、淮安，浙江省杭州、金華など少なくとも計12か所で市中感染者が発覚している。
一方、3か月にわたるロックダウンを経た上海市は、6月29日より、ソーシャルディスタンスを確保した上でのレストランの店内飲食が認められている。この日はまず、スターバックスのおよそ800店舗が店内開放に踏み切っている。
（中国経済新聞）